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久々のブログ更新です。
いつも応援して下さっている方達にはとても感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
不定期ではありますが、頑張って続けて参りますので今後とも宜しくお願いいたします。m(__)m

さて、本題の Steely Dan について。。。
ご存知の方も多いかと思いますが、簡単に彼らの略歴をWIKIを引用しながらご紹介します。

1971年に大学時代に知り合った Donald Fagen と Walter Becker が、David Palmer(Vo)、Jeff Baxter(G:後にTHE DOOBIE BROTHERSに参加)、Denny Dias(G)、Jim Hodder(Dr)と結成したバンドです。

1972年に「Can’t Buy A Thrill」でデビュー、シングル「Do It Again」が全米で6位、アルバムも17位を獲得する等順当なスタートを切りました。

当時から、完璧主義的なサウンドを常に目指し、ライブ活動を好まなかった Donaldと Walterの二人と他のメンバーとの間との関係が崩れ始め、二人は外部のスタジオ・ミュージシャンを積極的に起用するようになり最終的には Donaldと Walterの二人のユニットと言う形になりました。

多くのヒットアルバムを生んできた彼らの一つの完成形と思われるのが1977年の「Aja」と言うアルバム(全米3位、200万枚を売り上げる大ヒットを記録した彼らの代表作)なのですが、僕も高校時代に先輩から紹介され、未だに聴きまくっているアルバムの1枚です。

ジャケットには、先日惜しくも亡くなったモデルの山口小夜子さんを起用し、アジア的な雰囲気も醸し出しているのが印象的でした。サウンドはとびきり贅沢でゴージャス!それもそのはずこのアルバムは多くの一流スタジオミュージシャンを贅沢に使い、レコーディングもスタジオを押さえっぱなしにして、1年以上もかけて制作されたものだからです。

また、録音も素晴らしく今でもスピーカーやヘッドフォンのエージングには、このアルバムを必ず使用しています。

パッと聴いた感じは、ジャズ・センスを取り入れたお洒落なサウンドだなと感じるのですが、実はコードに詳しいプロのミュージシャンもコード進行を追えないほど複雑な曲が多く実際僕の知り合いのミュージシャンも中々コピー出来なくて困っていました。

先日 YouTube で、Donald Fagen が自ら全米11位になったシングル曲「Peg」のコード進行を、キーボーディストの Warren Bernhardt に説明しているビデオを発見したのでご紹介したいと思います。

先ずは、オリジナル曲を使用したビデオから…

次は、Donald Fagen が自らコード進行を説明しているビデオ Part.1

そして、Donald Fagen が自らコード進行を説明しているビデオ Part.2

英語ですが、音楽好きな方だとお分かりになると思いますが、単純にJazzのコード進行と言うわけでなく、Blues や他の音楽からも影響されたかなり複雑な物になっているのが分かると思います。

このアルバムの製作時の逸話はかなり多く、それだけでブログがいくつも書けてしまうくらいなんですが、この曲のSoloを弾いているのがこの後 AirPlay で一躍有名になった Jay Graydon です。しかも彼は7人目にしてやっと採用されたSoloistでこの他にも有名ミュージシャンが6人が不採用になっています。

また、このセッションで実際スタジオミュージシャン達を取り仕切っていたのは、ギタリストの Larry Carlton で彼は基本アレンジの譜面を書き、ミュージシャンに配り仕切っていたようです。

Larry Carlton 自身がこの曲にインスパイアされて書いた曲が、代表曲の「Room 335」 だと言う話はかなり有名ですね。

もし、気に入って頂けたら iTunes Storeでも購入出来ますので是非どうぞ。
アルバムで購入する事をお勧めします。上記、アルバム名のリンクから、どうぞ。。。(^-^)

と言う事で、今回は Steely Dan について書いてみました。
Steely Dan については、別の角度から書いてみたいネタがあるのでご期待下さい。

ではまた〜(^-^)

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