この数日、Appleからそろそろ色々発表がありそうだと言う噂でもちきりですね。今週から来週にかけてはかなり面白い状況になりそうですね。

先日、「SONY’S ” Music Unlimited powered by Qriocity ” : ユ−ザ−の権利、権利者の義務! 」と言う記事を書きましたが、現在CDやDVDの売り上げ減少はかなり深刻な問題なっています。

実際、日本のTVドラマやアニメ、ゲ−ム等も売り上げの見込めるヒットした原作を基に映像化したりしているのが現状です。

ハリウッドでも、多額な製作費を回収する事情もあって経済的なリスクを軽減する目的で、すでに観客が慣れ親しんだベストセラーの小説や、ゲームなど、既存の原作に頼ったり、リメイク物が多くなってきています。

 

 

昨日、何故かたまたまTwitterでフォロ−されたアメリカのファウンダ−のブログで発見した面白いム−ビ−があったのでご紹介します。

先ずは、ム−ビ−をご覧下さい。途中、1回スタッフロ−ルが出て終わりそうになりますが、その後もう1本続いて紹介されています。

このム−ビ−は、GoodieBag.tvで、Producer/Writer/DirectorをしているInternet filmmakerのKirby Fergusonの作品です。

「創作のクリエイティヴな仕事は必ず、作り手が過去の作品から影響を受け、それらに触発されて、自分も創造に及ぶのだから、出来上がる創作物はすべてリミックスである!」というロジックを4本のビデオで証明してみせるドキュメンタリーシリ−ズ「Everything is a remix」の中の1本です。

Part.2がアップされたばかりですので、今後残りの作品がアップされたらまたご紹介したいと思っております。

ム−ビ−は、10分弱と言う長いものですが、見てても飽きないし、英語の解説でも十分わかる内容ですので、iPad等で気軽に見るには丁度良いのでは?

彼によると、先ず過去10年間の各年のBEST10ヒット映画を足した合計100本のうち、74本が何らかの原作物か、あるいは続編であって、オリジナル映画ではなかった…という事実を述べています。
そして、それらの既存の原作にもとづいた…と明らかに言える大多数の作品の中でも、プリンセス・エイミー・アダムスの「ジュリーとジュリア」(2009年)や、おもちゃ→アニメ→実写映画と発展した「トランスフォーマー」シリーズなどを例にあげ、原作モノの中でも、さらに原作のリミックスが行われていたことを指摘しています。
彼は、SF映画の大ヒット作である「STAR WARS」シリーズの第1作目「Star Wars Episode IV: A New Hope」(1977年)が、映画をはじめとする既存の創作物から、素材の断片を寄せ集めたリミックスに過ぎないと言う事を、具体的に例をあげながら説明しています。

後半は彼いわく“マスター・オブ・リミックス”として、Quentin Tarantinoの「Kill Bill」を紹介しています。

勿論僕は、George LucasもQuentin Tarantinoも映画制作に影響を受けた先人達の作品に敬意を払ってオマ−ジュ的に使用しているのだと思っていますが、ここまで似ているカットやシ−ンがあるとは思いませんでした。

 

また、Part.1では、音楽を題材に制作されているのでそちらもご紹介しておきましょう。

 

 

では、ム−ビ−をご覧下さい。

こちらでは、アートとしてのリミックスとただのパクリとしてのリミックスの違いなどを考察していきます。

まずその歴史として1970年代のLed Zeppelinの例に挙げていますが、Led Zeppelinは誰が聞いても分かる程に他人の曲を模倣(コピー)しているにもかかわらず、彼らはオリジナルの楽曲に対して一切の敬意を払わなかった。

そしてその模倣の仕方もちょっと加減するどころか全くもってストレートな模倣だった、、、、というややショッキングな問題例を挙げています。

そして80年代になり本格的サンプリングの時代がやって来て今度はLed Zeppelinの楽曲がサンプリングされる側になります。しかしLed Zeppelinは自身への防御のためか、訴訟を起したりする事は一切なかった。。。と言う内容です。

僕は、Led Zeppelinの曲は好きですが、この内容に関してどう捉えるかは、見た方の判断にゆだねます。僕にもどうなのか判断出来かねるので。。。

こう言う楽曲に関する訴訟は、数々ありましたよね。僕もいくつか思い当たる物があります。

また、サンプリングが流行った時に、使用許可をとらずに使用した元曲の権利を買いあさって、ヒットした楽曲の作者を訴えまくると言う弁護士がかなりいたと言う事も聞いた事があります。

サンプリングの場合は例え一部だとしても実際の楽曲の音源を使用する訳ですから、上記の映画の状況とは違ってきますが。。。

昔、友人のアニメプロデュ−サ−から僕らが子供の頃に見ていたアニメでは、この逆のパタ−ンが多くアニメをヒットさせるために原作の漫画を連載するパタ−ンも多かったと聞きます。多分、「宇宙戦艦ヤマト」の訴訟問題なんかは、この辺から来ているのでしょうね。

この様に、コンテンツを制作する上での難しい問題はたくさんあります。

USTREAMやYouTubeにアップする時は、その辺を十分に気をつけて使用するようにしなければいけませんね。

また、Kirby Fergusonは、「Goodie Bag HD」と言うVideo PodcastをiTunes Storeで配信しています。こちらも面白いものが16本アップされているので良かったらご覧になって下さい。

今回は、Facebookで友人になってくれた Kirby本人にブログにアップしていいか?確認してOKを貰った上でアップしました。

では、また〜(^-^)/

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