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さて、Appleから iPadユーザーに向けて iOS4.2がまさにリリースされようとしているタイミングですが、改めて僕なりにiPadの利用方法や MacBook Airとの立ち位置の違いについて書いてみたいと思います。
MacBook Airが発売されそのポテンシャルの高さに爆発的なヒット状況が生まれつつある今日この頃ですが、いつもお世話になっているブロガーさん達も既に購入された方が多いようでAirとiPadの違いについて多くのブログがアップされています。
実際、僕も今使っている絶不調の MacBook の買い替え候補にMacBook Airを購入したいと考えています。先立つものがあれば今日にでも購入したい位なのですが。。。w
で、MacBook AirとiPadがマシン用途的に被る為、iPadを手放した人まで出てきているとの記事を読み、僕も同じ状況になる可能性があるので、実際どうなんだろうか?と考えてきました。確かに、パッと考えると用途も被って立ち上がりがiPad並に速く、マシンパワーも上のMacBook AirがあればiPadはいらないかも?と考えてしまいます。
勿論僕は、iPhoneの様にiPadをとりまく状況やキラーアプリの登場等、可能性やポテンシャルアップによりiPadを使う意味が変化していくと考えているので、手放したりはしないつもりなのですが。。。
なんか、自分の中でもその辺のところが釈然としない感じで他の方のブログや記事を読みながらそんな事を考えていました。
以前、「iPadに関して、最近考えている事を書いてみた。」、「iPadのビジネス導入事例をもう少し。。。」と2回にわたってiPadのビジネス活用に関して書いてきましたが、今日も目から鱗の記事を見つけました。
いつもヒントを頂いている日経ビジネスオンラインの「200冊のカタログをiPad“1冊”で持ち運ぶ」と言う記事です。
内容的には住宅建材メーカーであるトステムが、iPadの活用に踏み出した背景が書かれています。
多種に渡る200種類のカタログを電子化して効率化するだけでなく、iPad用アプリケーションとして開発し、営業や代理店、販売店に利用してもらうようにし、将来的には消費者にもApp StoreでDL出来るようにしたいと言うものです。
その辺の内容に関してはリンク先の記事を読んで頂きたいのですが、担当者の方の発言に成程と思ったところに今回のブログのヒントがありました。
その方は、先ず「パソコンでは実現できない要素がiPadにはある」と話しています。
そして、「パソコンを使って顧客に説明しようとすると、顧客と並んで座らなければならなかったり、ディスプレーの位置が不自然になったりする。そもそも普通のパソコンは起動に時間がかかる。それに対して、iPadはすぐに起動させ、相手に見せながら説明をすることができる。営業現場において、この差は大きい」と言っています。
2つ目の発言の後半はMacBook Airでも問題ないかもしれません。でも最初のディスプレイの位置の話がヒントなのです。
記事には、「パソコンが1人対1台のツールであり、機器と正面から向き合って使うことに適しているのに対して、iPadは複数人で利用でき、人と人が対話するフェース・トゥ・フェースの場で利用できるツールであることが最大の違いだと定義する」と書かれています。
確かにそうなのです。今まで営業先へ出向いた時に MacBook等ノートパソコンを使って資料等を相手に見せるには、先ずディスプレイを自分の方に向け資料を表示し、改めて相手の方にディスプレイを向けて説明をし、次の資料を見せる為にまた同じ作業を繰り返すと言う事をしてきました。
その作業が、iPadなら相手に見せた状況で開く事が出来、そのまま相手に手渡し直接操作してページをめくったり写真等を拡大して見てもらう事まで可能です。
つまり、コミュニケーションやプレゼンをしている時に、iPadを使用する事で、会話や説明の流れをパソコンを操作する作業で止めると言う事がなくなる訳です。
以前のブログでも「試験的に導入している北米のメルセデス・ベンツの販売店では車から離れずにアクセサリーや見積もりを提示出来る事で購買意欲を保ったままでお勧め出来る為にセールスが伸びている」と言う内容を書きましたが、この場合も通常では、お客さんを車から離れさせ、営業マンのデスクで見積もりやローンの支払いシュミレーションをプリントし、見てもらうと言う作業が発生します。
所謂、「少々お待ち下さい。」状態ですね。その間にシートに座りステアリングを握り、コックピットのインターフェイスに見とれて買う気万々になっているお客さんの気持ちがクールダウンしていまい、「検討するわ」と言う事になってしまう訳です。
多分、他の営業現場でも資料を受け取り「では、検討します。」と言う事になるのでしょうが、iPadを使う事によりシームレスにプレゼンが出来、直接触って色々試してもらう事での訴求感は増すのではないか?と思うのです。
前述の「複数人で利用でき、人と人が対話するフェース・トゥ・フェースの場で利用できるツールである」と言う事が iPadの一番のポテンシャルであり、MacBook Airとの大きな違いなのではないかと僕も思います。
それは、ビジネスだけではなく普段の生活でも同じような事が考えられます。
旅行に一緒に行った家族や仲間が集まり、その時の写真やビデオを皆で見ながら語り合ったり、対戦ゲームをやっている二人を囲んで盛り上がる。
iPadは、そんな事が出来る、コミニュケーションをより楽しく、広げてくれるツールなのではないかと思うのです。
勿論、パーソナルな使い方での用途の使い方の違いもあるとは思うのですが、複数で使用する使い方がもっと広がっていく事でiPadを持つ意味や、使う意味が更に変わっていくような気がします。
iOS 4.2のリリースにより、より使いやすく用途も広がりもっと「iPadを持つ意味や、使う意味の変化」は加速していくと思うのですが、今はそんな事を考えてみました。
皆さんも色々な状況で、もっとiPadを積極的に使ってみてはいかがでしょうか?
iOS 4.2のリリース、益々楽しみですね。
さて、僕はメインマシンをいつ買い替えられるんだろうか?
で、ホントにAirにするのか???
勿論、その時はブログでご報告しますのでお楽しみに。。。
では、また〜(^-^)/