前回、「iPadに関して、最近考えている事を書いてみた。」と言う記事でも触れたが、今朝の日経ビジネスオンラインで「CEO自らがiPadで業務処理」と言う記事で、実際にiPadを導入している「salesforce.com」の導入事例が載っていた。

詳細は、リンク先の記事を参照して頂きたいのだが、面白い事例がいくつか書かれていたのでそれを参考にiPadのビジネス活用事例について書いてみたいと思う。

salesforce.comは、前オラクル幹部のマーク・ベニオフ(Marc Benioff)により、 業務アプリケーションをWebサービスとして提供するというコンセプトのもと、1999年3月8日に設立された。SaaSタイプの本格的なクラウドコンピューティング・サービスの提供企業としては最初とされる会社である。

以前、勤務していた会社でsalesforceを導入していたが、サイボウズの様な所謂グループウェアとして請求書発行以来やスケジュール管理等にだけ使用されていた。ただ、使い方は間違っていたように思うのだが。。。(笑)

で、この記事での面白い事例その1

「4月に約2週間、日本に滞在した同社CEOのマーク・ベニオフは、日本にいる間、ほとんどの業務をiPadでこなしていた。エグゼクティブが率先してiPadを利用しているのが同社の特徴」「同社の主力製品であるクラウド型CRM(顧客管理)アプリケーション「セールスフォースCRM」や、6月から出荷を開始した「セールスフォース チャター」の利用にiPadが威力を発揮。同社の役員や社員もそのアプリケーションを活用しているからだ。」とある。

成程、経営者が自ら進んで、使用しているわけだ。さすが、元オラクル幹部ですね。

これも日経ビジネスの他の記事からの抜粋だが、「マーク・ベニオフ社長は、オラクル時代からソフトウェアをサービスのように提供するというアイデアに大きな可能性を見出していた。そして、このアイデアをSFA(営業支援)の領域で実現したのが、セールスフォース・ドットコムである。」

また、「新しい価値提案を顧客に理解してもらうため、セールスフォース・ドットコムは最初の1年間、無料でサービスを試してもらった。無料トライアルは今では当たり前だが、1999年当時は前例がなかった。しかし、いくら無料とはいえ、セキュリティの不安を払拭しなければ使ってもらえない。そこで、新しいことへの挑戦をいとわない顧客を5社獲得し、彼らに使ってもらいながらサービスを改良していった。」とある。

つまり、イノベーションを起こすために、無料でサービスを提供し、顧客からのフィードバックを取り入れ、ブラッシュアップする事でこの事業の原形を作っていったわけだ。この顧客とともに価値提案を進化させていることが最大の同社の特徴になっていると言う。

形は違うが、Appleが提供している製品やサービスもある種似ているところがあるかもしれない。

iPodにしても、iTunesにしてもユーザーが自由に使えるようなインターフェイスを用い、製品の直接的なフィードバックでないにしても、AppleStoreやカスタマーサポートからの情報を上手く利用して次の製品やサービスをブラッシュアップしていくと言うやり方はやはり正解なのだろう。だからこそ、iPadの次期iOSアップデートには少し時間がかかっているのかもしれない。

面白い事例その2

「すでに1万5000社以上が導入したチャターは、ソーシャルコラボレーション・アプリケーションと位置づけられるサービスで、Facebook、Google、Twitterなどで広く普及したプロファイルやステータス更新、リアルタイムフィードといったソーシャルネットワークの手法をビジネスシーンに持ち込んだ。ソーシャル性、モバイル性、リアルタイム性を兼ね備えたビジネスツールとして利用できるようにしたものだ。」

と言うものだが、iPadでの利用には、App Storeからアプリケーションをダウンロードするだけ。セールスフォースのユーザーは、無料で利用できるそうだ。

こう言うところで、専用業務機が必要なくなると言うわけだ。導入も価格的に専用機に比べ格段に格段に安いから積極的に導入するところも増えるだろう。

「社員同士やプロジェクトチームメンバー同士、あるいは社外を含んだチームメンバーが、お互いのビジネスプロセスや、データなどをフォローする。情報が更新されると、リアルタイムで共有出来る」と言う所はmobile.me の同期にも似ていますね。

面白い事例その3

「どんな場所でも、どんな時間でも、全世界の社員とつながっているのがチャターの特徴。だが、お客様の前でiPhoneを使って入力するのでは、ビジネスマナー上、失礼にあたる。iPadであれば相手に失礼にならない形で入力ができ、全世界の社員の知恵を集めることができる」

成程、ビジネスマナー上でもiPhoneではちょっとと思っているビジネスマンには、iPadは最適だと言うわけだ。実際、客先で技術的な質問に困った営業マンが、チャッター上で質問を投げ掛け、数分で答えが返ってきてその場で回答出来たそうだ。こう言うキラーアプリとiPadの組み合わせは、営業ツールとしてもサービスのプレゼンテーションとしてもiPadとセットで提供出来ると言うわけだ。

面白い事例その4

「iPadを利用し始めてから仕事のスタイルが変わった。最大の変化は仕事をする場所を選ばなくていい点。ストレスがなく、スピーディーに業務をこなす環境が整ったといえる」

やはり、iPadの導入で仕事のスタイルは変化しているようです。この分野での活用事例は、益々面白くなりそうですね。

最後に、面白い事例その5

「直接チームに参加をしない経営層も、「あの商談の状況を見ておきたい」、「あの顧客の状況は把握しておきたい」と思えば、商談プロジェクトや顧客担当チームを「フォロー」しておくだけで、情報が更新された時点でリアルタイムに情報を入手できる。「なぜ、その報告をしなかったんだ」というような不毛な議論は消えることになる。」と言う内容があった。

この感覚は、是非日本の企業にもどんどん取り入れて欲しいですね。Twitterのようにフォロワーを指定してフォローしておけば自動的に報告機能が働いてくれるわけで、上記のような不毛な議論はホントに無駄だし、無駄なストレスは業務にも影響してきますからね。まぁ、その分会社にバレバレなシステムなので、日本的にはどうかな?って言う感じもしますが、会社の規模が大きくなればこう言うシームレスな報告機能が必要なのかもしれません。

以上、ちょっとsalesforce.comの宣伝みたいになってしまいましたが、実際のビジネスの現場ではもうこう言うことが起こっているのだと言う事を具体的にご紹介してみました。

では、また〜(^-^)

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