「Business」カテゴリーのアーカイブ

今日は、以前「iOS4 for Your BMW : BMWから発表された iOS4対応機能の凄さ !」や、「BMWの iOSデバイス対応アクセサリーのムービーが面白い!」等でご紹介したBMWからの最新情報をYouTubeやFacebookで見つけたのでご紹介します。

先ずは、3月3日からスイスのジュネ−ブで開催される「81th Geneva International Motor Show 2011」で発表されるコンセプトカ−「Vision ConnectedDrive」をご紹介。

では、とっても素敵なイメ−ジム−ビ−をどうぞ

 

先日ご紹介した「TRON: Legacyのヘッドフォ−ン」ではないですが、映画に登場してもおかしくない感じのカッコ良さです。

「 Vision ConnectedDrive」は、小型ロードスターの未来形を示唆していて、同時に BMWの今後のデザインの方向性を表現したコンセプトカーでもあります。

「ConnectedDrive」の名前が意味するように、このコンセプトカーは未来の車載コミュニケーションを提案したモデルでもあります。

スマートフォンと連携したインターネットアクセスをはじめ、ダッシュボードにはメーター類の代わりにヘッドアップディスプレイが装備され、各種情報を集中表示、運転席と助手席は、フローティングコンソールによって分けられ、未来的な空間を演出してます。(@via Response.)

*「81th Geneva International Motor Show 2011」でも発表時のム−ビ−を追加しました。

 

以前「iMove : Appleが車をデザインしたら!? 〜 スマートフォン化する自動車!」でもご紹介したようにますますスマ−トフォンを使用した「コネクト」と言うテ−マが車の世界でも重要視されていくように感じます。

またBMWは同社のサブブランドの役割を担う「BMW i.」を設定し、EVやプラグインハイブリッドなど、次世代環境対応車を取り揃えるブランドとなるると発表しています。今後メガシティビークルEV「i3」や、プラグインハイブリッドスーパーカー「i8」を2013年に発売する計画しているとの事です。

発表直後のため、既にインタ−ナショナルサイトは上記リンクで出来ていますが、日本語のサイトはまだのようです。

プレスリリ−スのみ日本語サイトにありました。

BMWグループは「i」ブランド立ち上げに連動して、「BMW i ベンチャーズ」社を米国ニューヨークに設立し。その子会社の「マイシティウェイ」が、スマートフォンを通じた情報配信サービスを開始する予定です。

「i3」、「i8」の詳細は公表されていないが、BMWによると、アルミ製シャシーにCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製キャビンセルを組み合わせた軽量構造になるという。両モデルは電気モーターとパワー・エレクトロニクス、高電圧リチウムイオン・バッテリーの部品を共有し開発と生産の効率化を図るとの事。

BMWで販売・マーケティングを担当するイアン・ロバートソン取締役は、「iはプレミアムカーの新しい形。BMWグループは、持続可能性を重視しながら、未来志向の自動車や関連サービス、刺激的なデザイン、斬新なコンセプトにもとづくプレミアム・モビリティを提供する」と述べているとの事です。(@via Response.)

*このブランドを立上げた背景として「人口800 万人以上の大都市圏「メガシティ」においては現在、さまざまなモビリティ・コンセプトのメリットを1 つのパッケージの中に高次元で融合するソリューションを追求する動きが拡大していると言う。

BMW i .では、プレミアムな製品およびサービスの広範なネットワークを通じ、顧客ニーズにぴったりとカスタマイズしたモビリティ・ソリューションを提供することを目指し、とりわけ重視しているのは、既存の駐車スペースの有効利用、地域情報、異なる交通機関の乗り換えを含めたルート提案機能を備えた高度なナビゲーション・システム、さらにはプレミアム・カーシェアリングといった方策だと言う」

また、「マイシティウェイ社への資本参加によって、モバイル用アプリとしてマイシティウェイが提供している、米国内の40 以上の都市を対象に公共交通機関や駐車スペースの空き状況、地域密着エンターテイメントに関する情報を、今後は、グローバルな展開を図るべく、さらに40 都市にサービスを導入する予定だとの事。」だ。現在マイシティウェイのアプリはiOSアプリとして提供されているので、今後日本でもこのサ−ビスは開始されるでしょうね。

いくつかム−ビ−があったので、ご紹介します。

先ずは、「BMW i.」のイメ−ジム−ビ−


そして、イノベ−ショナルなモバイルサ−ビスのイメ−ジを紹介したム−ビ−


最後に、メガシティビークル「i3」や、「i8」のデザインアニメ−ションを紹介したム−ビ−


どうですか?素敵でしょ?

BMWの方向性って どこか Appleと似ている感じがするのは僕だけでしょうか?

次々にイノベ−ションを起こしていく企業は、似ている所があるのかもしれませんね。

BMWは、いち早くiPodを純正オ−ディオに対応したりAppleを意識している感じがします。

そして、2013年ついに「i」の付く車が登場するのです。

何か素敵ですね。

では、また〜(^-^)/


最近、気になっていた事というか何か腑に落ちないなと思っていた事を今日は書いてみます。

様々なブログや記事で話題になっているので、内容的にはお分かりだと思うのですが。。。

SONYが、「音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity(“キュリオシティ”ミュージックアンリミテッド)」を米国(現地時間2月17日)、オーストラリア、ニュージーランドで開始したと発表。昨年12月のイギリス、アイルランド、今年1月のフランス、ドイツ、イタリア、スペインをくわえて、9カ国にサービスを拡大した。」と言う発表をしました。

その発表と前後して、Sony Computer Entertainment Australiaの責任者であるMichael Ephraim氏が、iTunes Storeを批判し、自社サービスが成功すれば撤退も示唆していると発言したとのニュ−スが流れました。

Michael Ephraim氏は、「(Music Unlimitedが多くの利用者を集めれば、)Sony Music EntertainmentがiTunesにコンテンツを提供する必要があるだろうか。現在は提供している。iTunesが現在の標準であるため、提供せざるを得ない。(中略)パブリッシャーたちはAppleから自由を奪われ、身の代金を要求されている状態で、別の配信システムを求めている。われわれは、今後3年から5年で何が起こるか注目している」と発言しています。(@via CNET Japan)

Appleとコンテンツホルダ−の間ではサ−ビスを始める以前より販売価格や利益率についてたびたび不満が出ており両者間でその件に関して交渉を繰り返しています。現在も映画やTV番組に関して交渉がまとまっていないコンテンツホルダ−もいます。

ただ、僕が思うのはユ−ザ−の利便性や購入する権利が論外になっている事が問題だと思うのです。

皆さんご承知のように、日本のiTunes StoreではSONY の楽曲は販売されていません。

ただ、海外のiTunes Storeでは販売されています。アメリカのiTunes Storeを覗くとMichael Jacksonの全アルバムが発売されていますし、他のレ−ベルのア−ティストももっと多くの楽曲が販売されています。

僕は最近あまりCDを買いません。買っても結局 iTunesに取り込んでしまうからです。なので、その手間が省け、欲しい楽曲を楽曲単位で購入出来るiTunes Storeのサ−ビスはホントに便利だと思っています。

勿論、販売されていないア−ティストやアルバムはCDで探して購入しなければなりませんが。。。

以前から思ってきた事なのですが、欲しい物がちゃんとお店に並んでいて購入出来れば違法ダウンロ−ドもかなり減ると思うのです。

勿論、はなから購入する気がない人は別ですが。。。

先ずは、お店に卸す事がコンテンツホルダ−にとってもユ−ザ−にとっても有益だと思うし、勿論本来の権利者でもあるア−ティストにとってもです。

フィジカルなCDは発売されてある一定期間経ったり売れなかったりすると、製造費の問題もあって廃盤になってしまいます。

基本的に原盤権は、レ−ベル側が持っている事が多いのでア−ティストがいくら再発したいと考えてもレ−ベルがノ−と言えば再発は無理です。

フィジカルなレコ−ドやCDしかなかった時代には、そうやって手に入らない貴重盤がオ−クション等で高値をつけたりしていました。

ただ、今は複雑な権利さえクリアしてしまえば、デ−タの形で販売出来るようになった訳です。今まで、廃盤になって手に入らなかった音源やCD化されていない音源もお店にさえ有ればユ−ザ−は購入出来るのです。コレって、とてもいいことのはずなのに何故なんでしょう?

例えばTVやゲ−ム機はあそこの店は気に入らないから販売させるのを辞めようとか卸すのを辞めようとかは思わないはずです。そんな事をしていたら、商売になりません。同じメ−カ−なのに何故そう言う事を考えるのか?理解に苦しみます。

手前味噌なお話ですが、実は僕のブログを見てSteely Danがまた聞きたくなってアルバムをiTunes Storeで買った方や、Tess Henleyを気に入ってコメントを下さった方がCDを購入すると言って下さったりと言う嬉しい事が続いていました。

どんな時代の音楽でもそうやって購入出来る体制さえつくっていれば音楽業界って今の状況よりはもう少し良い状態でいられたんじゃないかと思うのです。

小さくてカタログの少ないインディ−ズは、大変だと思うのですが、大きなレ−ベルは過去からの膨大なカタログと言う財産を持っている訳ですから、それをデ−タの形で売れればビジネスになります。

勿論以前レ−ベルの方に聞いた事があるのですが、CD化していてデジタルデ−タがあるアルバムはいいが、デ−タ化されていないアルバムの楽曲はアナログマスタ−から改めてデジタルデ−タ化しなければならず、その手間とコストが旧譜を配信出来ない理由の一つなんだと言う事でした。

確かに、その辺のコストに見合うかどうかと言うのを考えると全てのカタログを配信する事は難しいかもしれません。ただ、他の国でCD化されていたり配信されている楽曲はデ−タ化するコストも減りますし、権利関係だけの問題だと思うんですよね。

「売れるのに売らない、買いたいのに買えない」なんとも矛盾した状態でしょうか?

この辺の考え方を変えなければホントに音楽業界自体が終わってしまうし、僕らも音楽を楽しめなくなります。

今、電子書籍の方もフォ−マットの問題等でコレからどうなるのか?と言う時代になってきました。

今後、良い方向に変わっていってくれればいいなと言う期待も含めてこの記事を書いてみました。

皆さんは、どう思われるでしょうか?

映画や音楽って欲しいユ−ザ−のもとに渡って、もっと大事にされていいと思うんですけどね。

と思っていたら、Sony Network Entertainmentの最高業務責任者(COO)のShawn Layden氏が「Sony MusicはiTunesからの撤退など考えていないと、わたしは理解している。われわれにとってiTunesは、デジタル分野の最大の提携先の1つである」という発言を得たと言う続報も入ってきました。(@via CNET Japan)

どちらにしても、もっと色々なサ−ビスが映画や音楽をどんどん配信してくれればいいなと思います。

それもできるだけ多くのハードウェアプラットホームへ対応したサ−ビスでなければ意味はないのですが。。。

僕は、今後のAppleの配信プラットフォ−ムがどんな進化をするのかに期待したいと思っています。

では、また〜(^-^)/

最初に、いつもこのブログをご覧になって頂き、有り難うございます。

9月に以前使っていたサービス終了のお知らせを受け取り、急いでこちらへお引っ越しをした後、それまで怠っていた更新作業の頻度を反省し、出来るだけ2日に一回は更新出来るよう努力して参りました。

皆様に応援して頂いたお陰で、9月頭に始めたこのブログもわずか2ヶ月あまりで、アクセス数が今日にも5000を超えようとしています。ホントに有り難うございます。更新頑張りますので、今後とも宜しくお願いいたします。m(__)m

さて、Appleから iPadユーザーに向けて iOS4.2がまさにリリースされようとしているタイミングですが、改めて僕なりにiPadの利用方法や MacBook Airとの立ち位置の違いについて書いてみたいと思います。

MacBook Airが発売されそのポテンシャルの高さに爆発的なヒット状況が生まれつつある今日この頃ですが、いつもお世話になっているブロガーさん達も既に購入された方が多いようでAirとiPadの違いについて多くのブログがアップされています。

実際、僕も今使っている絶不調の MacBook の買い替え候補にMacBook Airを購入したいと考えています。先立つものがあれば今日にでも購入したい位なのですが。。。w

で、MacBook AirとiPadがマシン用途的に被る為、iPadを手放した人まで出てきているとの記事を読み、僕も同じ状況になる可能性があるので、実際どうなんだろうか?と考えてきました。確かに、パッと考えると用途も被って立ち上がりがiPad並に速く、マシンパワーも上のMacBook AirがあればiPadはいらないかも?と考えてしまいます。

勿論僕は、iPhoneの様にiPadをとりまく状況やキラーアプリの登場等、可能性やポテンシャルアップによりiPadを使う意味が変化していくと考えているので、手放したりはしないつもりなのですが。。。

なんか、自分の中でもその辺のところが釈然としない感じで他の方のブログや記事を読みながらそんな事を考えていました。

以前、「iPadに関して、最近考えている事を書いてみた。」、「iPadのビジネス導入事例をもう少し。。。」と2回にわたってiPadのビジネス活用に関して書いてきましたが、今日も目から鱗の記事を見つけました。

いつもヒントを頂いている日経ビジネスオンラインの「200冊のカタログをiPad“1冊”で持ち運ぶ」と言う記事です。

内容的には住宅建材メーカーであるトステムが、iPadの活用に踏み出した背景が書かれています。

多種に渡る200種類のカタログを電子化して効率化するだけでなく、iPad用アプリケーションとして開発し、営業や代理店、販売店に利用してもらうようにし、将来的には消費者にもApp StoreでDL出来るようにしたいと言うものです。

その辺の内容に関してはリンク先の記事を読んで頂きたいのですが、担当者の方の発言に成程と思ったところに今回のブログのヒントがありました。

その方は、先ず「パソコンでは実現できない要素がiPadにはある」と話しています。

そして、「パソコンを使って顧客に説明しようとすると、顧客と並んで座らなければならなかったり、ディスプレーの位置が不自然になったりする。そもそも普通のパソコンは起動に時間がかかる。それに対して、iPadはすぐに起動させ、相手に見せながら説明をすることができる。営業現場において、この差は大きい」と言っています。

2つ目の発言の後半はMacBook Airでも問題ないかもしれません。でも最初のディスプレイの位置の話がヒントなのです。

記事には、「パソコンが1人対1台のツールであり、機器と正面から向き合って使うことに適しているのに対して、iPadは複数人で利用でき、人と人が対話するフェース・トゥ・フェースの場で利用できるツールであることが最大の違いだと定義する」と書かれています。

確かにそうなのです。今まで営業先へ出向いた時に MacBook等ノートパソコンを使って資料等を相手に見せるには、先ずディスプレイを自分の方に向け資料を表示し、改めて相手の方にディスプレイを向けて説明をし、次の資料を見せる為にまた同じ作業を繰り返すと言う事をしてきました。

その作業が、iPadなら相手に見せた状況で開く事が出来、そのまま相手に手渡し直接操作してページをめくったり写真等を拡大して見てもらう事まで可能です。

つまり、コミュニケーションやプレゼンをしている時に、iPadを使用する事で、会話や説明の流れをパソコンを操作する作業で止めると言う事がなくなる訳です。

以前のブログでも「試験的に導入している北米のメルセデス・ベンツの販売店では車から離れずにアクセサリーや見積もりを提示出来る事で購買意欲を保ったままでお勧め出来る為にセールスが伸びている」と言う内容を書きましたが、この場合も通常では、お客さんを車から離れさせ、営業マンのデスクで見積もりやローンの支払いシュミレーションをプリントし、見てもらうと言う作業が発生します。

所謂、「少々お待ち下さい。」状態ですね。その間にシートに座りステアリングを握り、コックピットのインターフェイスに見とれて買う気万々になっているお客さんの気持ちがクールダウンしていまい、「検討するわ」と言う事になってしまう訳です。

多分、他の営業現場でも資料を受け取り「では、検討します。」と言う事になるのでしょうが、iPadを使う事によりシームレスにプレゼンが出来、直接触って色々試してもらう事での訴求感は増すのではないか?と思うのです。

前述の「複数人で利用でき、人と人が対話するフェース・トゥ・フェースの場で利用できるツールである」と言う事が iPadの一番のポテンシャルであり、MacBook Airとの大きな違いなのではないかと僕も思います。

それは、ビジネスだけではなく普段の生活でも同じような事が考えられます。

旅行に一緒に行った家族や仲間が集まり、その時の写真やビデオを皆で見ながら語り合ったり、対戦ゲームをやっている二人を囲んで盛り上がる。

iPadは、そんな事が出来る、コミニュケーションをより楽しく、広げてくれるツールなのではないかと思うのです。

勿論、パーソナルな使い方での用途の使い方の違いもあるとは思うのですが、複数で使用する使い方がもっと広がっていく事でiPadを持つ意味や、使う意味が更に変わっていくような気がします。

iOS 4.2のリリースにより、より使いやすく用途も広がりもっと「iPadを持つ意味や、使う意味の変化」は加速していくと思うのですが、今はそんな事を考えてみました。

皆さんも色々な状況で、もっとiPadを積極的に使ってみてはいかがでしょうか?

iOS 4.2のリリース、益々楽しみですね。

さて、僕はメインマシンをいつ買い替えられるんだろうか?

で、ホントにAirにするのか???

勿論、その時はブログでご報告しますのでお楽しみに。。。

では、また〜(^-^)/

株式会社 DAQさんより、iPadケース SQUAIR Free Angle Jacket (フリーアングルジャケット) をご提供頂いたので、2週間使用してみた使用感等をレビューしてみたいと思います。

レビュー記事なんて初めての事なので、嬉しい反面、上手く書けるか不安ですが、僕なりに。。。

僕は、まともなカメラを持っていないので写真はDAQさんよりご提供頂いた物を使用しています。

先ずはブランドコンセプトから、「SQUAIRであること。それは、機能であること」「SQUAIRであること。それは、デザインすること」「SQUAIRであること。それは、変化していくこと」と言う3つのコンセプトを基に、iPadと言う画期的なデバイスの機能を補い、機能的であり、デザイン的である、時代とともに変化するテクノロジーやデザインに柔軟に進化していけるようなデバイスケースを提案し、提供していくと言うものです。Apple製品のコンセプトにとても近い考え方だと思います。

このケースには、ブラックとホワイトの2色があり、今回は、ブラックを提供して頂いてレビューしています。

僕は、iPad購入時に同時に購入したApple純正のケースを使っていました。純正ケースは、薄く、軽く機能的にも申し分ないものですが、革製の高級感のあるものにしたいなと思っていて色々見て回っていました。

革製のケースは何種類か出ているのですが、角度調整が出来ない、厚くなってしまう等気になる所が有り、中々気に入るものがなかったのです。

今回、メールで「モニター使用してみませんか?」と言うご提案を受けた時にはその辺のところがどうかな?と思っていたのですが、実際使ってみてこの製品は僕の気になっていたところをクリアしている製品だったのでとても気に入っています。

この製品は、iPadの4つの角と横にした時の縦側のラインの中央より少し上の部分をツメで挟みこむ形でホールドするようになっています。外側2ヶ所とこの中央より少し上にあるツメに先ずスライドする形でハメ込むのですが、少し力がいります。ただ、コレはホールド感を保持するためには必要な事なので、問題ないレベルです。次に、内側の2つのツメにパカッとハメ込みます。これでOKです。内側のツメは他のツメよりも取り付けやすいのですが、角度調整するために外す事があるために他のツメより外れやすい仕様になっています。

角度調整ですが、写真のように4段階の調整が可能です。本体の反対側の内側に3ヶ所スリットがきってあり、閉じた時のストッパーになるツメを使用する事で4つの角度で使用出来ます。タイピングする時は一番右側のツメを使った角度で使用します。それぞれ、丁度良い角度になっているので目的によって使い分けられると思います。

純正ケースは、この角度調整がタイピング位置の1ッ箇所なのと、開く方にストッパーがないので、持ち方に気をつけないとパカパカ開いてしまうので気をつけなければいけませんでした。この辺も、ストッパーが付いている事で解消されているのも僕的には嬉しい製品です。

また他の製品で気になっていた厚みもiPad本来のサイズを損なわないように出来る限り薄くして作られており、その辺も満足しています。この薄さを出すために、なんと全行程をハンドメイドしていると言う事です。拘りが感じられますね。

加えてこの製品には、2年間完全無償保証がついていて。使用上不都合な故障が発生した場合は、ユーザーの不注意による破損であっても商品交換に対応すると言うユーザー的にも嬉しい保証になっています。

また、上記のような素敵なBOXに梱包されているのでApple製品購入時につきものの「開封の儀」が行えると言う嬉しい特典付きもw 実際、このボックスを開ける時には、かなりワクワクしました。(^-^)

正式には、11月24日にデビューと言う事ですが、自社販売サイトアマゾンで販売を開始しています。

と言う感じでレビューしてきましたが、少し感じた難点をいくつか。。。

6ヶ所のツメでホールドしているため、ボタン等へのアクセスには全く問題ないのですが、かなりサイドのアルミ部分がむき出しになってしまっているために傷がつきやすいかも?と言うのが気になるところ。片側は閉じてしまえば問題ないし、多少製品の厚み分のスペースがあるのでバッグの中等で直接何かでガリガリ引っ掻くような事がなければ問題ないレベルです。

なお、iPadジャストサイズでホールド感が強いため、他社製品のハードカバー等をつけた状態では装着は難しいです。(やってみたw)

税込み価格が12,999円と少々お高いのが難点ですが、全行程をハンドメイドで製造している事と完全2年保証がついているところでプラスマイナスゼロとも言えるでしょう。

また、この製品には薄さを出すために本革ではなく、合皮が使われていますが、汚れにくく、表面を拭いたりするのも楽なので問題ないと思います。

また、先日「iPadのビジネス導入事例をもう少し。。。」と言う記事でも書いたように、iPadを積極的にビジネスに取り入れているような方には、客先でのプレゼン時にもビジネスマナー的にふさわしい感じだと思いますし、持ち運びにもかさばらないのでそう言う方には特にオススメしたい製品だと思います。

どうでしょうか?初めてのレビューと言う事でちょっと緊張しながら書いたのですが、ちゃんと伝わりましたでしょうか?

最後に、このような機会を与えて頂いた株式会社 DAQさんにこの場をお借りしてお礼を言いたいと思います。私のようなものにモニターさせて頂く機会を与えて頂き、とても光栄に思っております。今後とも宜しくお願いいたします。m(__)m

では、また〜(^-^)/

前回、「iPadに関して、最近考えている事を書いてみた。」と言う記事でも触れたが、今朝の日経ビジネスオンラインで「CEO自らがiPadで業務処理」と言う記事で、実際にiPadを導入している「salesforce.com」の導入事例が載っていた。

詳細は、リンク先の記事を参照して頂きたいのだが、面白い事例がいくつか書かれていたのでそれを参考にiPadのビジネス活用事例について書いてみたいと思う。

salesforce.comは、前オラクル幹部のマーク・ベニオフ(Marc Benioff)により、 業務アプリケーションをWebサービスとして提供するというコンセプトのもと、1999年3月8日に設立された。SaaSタイプの本格的なクラウドコンピューティング・サービスの提供企業としては最初とされる会社である。

以前、勤務していた会社でsalesforceを導入していたが、サイボウズの様な所謂グループウェアとして請求書発行以来やスケジュール管理等にだけ使用されていた。ただ、使い方は間違っていたように思うのだが。。。(笑)

で、この記事での面白い事例その1

「4月に約2週間、日本に滞在した同社CEOのマーク・ベニオフは、日本にいる間、ほとんどの業務をiPadでこなしていた。エグゼクティブが率先してiPadを利用しているのが同社の特徴」「同社の主力製品であるクラウド型CRM(顧客管理)アプリケーション「セールスフォースCRM」や、6月から出荷を開始した「セールスフォース チャター」の利用にiPadが威力を発揮。同社の役員や社員もそのアプリケーションを活用しているからだ。」とある。

成程、経営者が自ら進んで、使用しているわけだ。さすが、元オラクル幹部ですね。

これも日経ビジネスの他の記事からの抜粋だが、「マーク・ベニオフ社長は、オラクル時代からソフトウェアをサービスのように提供するというアイデアに大きな可能性を見出していた。そして、このアイデアをSFA(営業支援)の領域で実現したのが、セールスフォース・ドットコムである。」

また、「新しい価値提案を顧客に理解してもらうため、セールスフォース・ドットコムは最初の1年間、無料でサービスを試してもらった。無料トライアルは今では当たり前だが、1999年当時は前例がなかった。しかし、いくら無料とはいえ、セキュリティの不安を払拭しなければ使ってもらえない。そこで、新しいことへの挑戦をいとわない顧客を5社獲得し、彼らに使ってもらいながらサービスを改良していった。」とある。

つまり、イノベーションを起こすために、無料でサービスを提供し、顧客からのフィードバックを取り入れ、ブラッシュアップする事でこの事業の原形を作っていったわけだ。この顧客とともに価値提案を進化させていることが最大の同社の特徴になっていると言う。

形は違うが、Appleが提供している製品やサービスもある種似ているところがあるかもしれない。

iPodにしても、iTunesにしてもユーザーが自由に使えるようなインターフェイスを用い、製品の直接的なフィードバックでないにしても、AppleStoreやカスタマーサポートからの情報を上手く利用して次の製品やサービスをブラッシュアップしていくと言うやり方はやはり正解なのだろう。だからこそ、iPadの次期iOSアップデートには少し時間がかかっているのかもしれない。

面白い事例その2

「すでに1万5000社以上が導入したチャターは、ソーシャルコラボレーション・アプリケーションと位置づけられるサービスで、Facebook、Google、Twitterなどで広く普及したプロファイルやステータス更新、リアルタイムフィードといったソーシャルネットワークの手法をビジネスシーンに持ち込んだ。ソーシャル性、モバイル性、リアルタイム性を兼ね備えたビジネスツールとして利用できるようにしたものだ。」

と言うものだが、iPadでの利用には、App Storeからアプリケーションをダウンロードするだけ。セールスフォースのユーザーは、無料で利用できるそうだ。

こう言うところで、専用業務機が必要なくなると言うわけだ。導入も価格的に専用機に比べ格段に格段に安いから積極的に導入するところも増えるだろう。

「社員同士やプロジェクトチームメンバー同士、あるいは社外を含んだチームメンバーが、お互いのビジネスプロセスや、データなどをフォローする。情報が更新されると、リアルタイムで共有出来る」と言う所はmobile.me の同期にも似ていますね。

面白い事例その3

「どんな場所でも、どんな時間でも、全世界の社員とつながっているのがチャターの特徴。だが、お客様の前でiPhoneを使って入力するのでは、ビジネスマナー上、失礼にあたる。iPadであれば相手に失礼にならない形で入力ができ、全世界の社員の知恵を集めることができる」

成程、ビジネスマナー上でもiPhoneではちょっとと思っているビジネスマンには、iPadは最適だと言うわけだ。実際、客先で技術的な質問に困った営業マンが、チャッター上で質問を投げ掛け、数分で答えが返ってきてその場で回答出来たそうだ。こう言うキラーアプリとiPadの組み合わせは、営業ツールとしてもサービスのプレゼンテーションとしてもiPadとセットで提供出来ると言うわけだ。

面白い事例その4

「iPadを利用し始めてから仕事のスタイルが変わった。最大の変化は仕事をする場所を選ばなくていい点。ストレスがなく、スピーディーに業務をこなす環境が整ったといえる」

やはり、iPadの導入で仕事のスタイルは変化しているようです。この分野での活用事例は、益々面白くなりそうですね。

最後に、面白い事例その5

「直接チームに参加をしない経営層も、「あの商談の状況を見ておきたい」、「あの顧客の状況は把握しておきたい」と思えば、商談プロジェクトや顧客担当チームを「フォロー」しておくだけで、情報が更新された時点でリアルタイムに情報を入手できる。「なぜ、その報告をしなかったんだ」というような不毛な議論は消えることになる。」と言う内容があった。

この感覚は、是非日本の企業にもどんどん取り入れて欲しいですね。Twitterのようにフォロワーを指定してフォローしておけば自動的に報告機能が働いてくれるわけで、上記のような不毛な議論はホントに無駄だし、無駄なストレスは業務にも影響してきますからね。まぁ、その分会社にバレバレなシステムなので、日本的にはどうかな?って言う感じもしますが、会社の規模が大きくなればこう言うシームレスな報告機能が必要なのかもしれません。

以上、ちょっとsalesforce.comの宣伝みたいになってしまいましたが、実際のビジネスの現場ではもうこう言うことが起こっているのだと言う事を具体的にご紹介してみました。

では、また〜(^-^)